大神神社にて──神酒の祭事に迎え入れられた日~いろは瞑想フェロー奈良2日目~
2026.04.05
4月4日、いろは瞑想フェローの皆さんと大神神社周辺で集合しました。
私はその前に境内を歩いていたのですが、なんと!!この日もまた、活日神社のご例祭の日に遭遇。
スタッフの方に伺うと「どなたでもご参列いただけます」とのこと。
急遽、みんなで参列させていただくことになりました。
しかも誰もいない…準備中の静けさの中、参列者席に着きました。
すると、50代くらいの正装された女性が一人いらっしゃり、のちほど宮司さんが「ありがとうございます。酒蔵の方ですか?」と尋ねられ、会社名やお名前などをメモされていました。
内心<もしや私にも同じ質問が来るのでは……?誰でも参列できるって、きいたけど・・>と少しドキドキ。やはり私にも同じ質問があり、
「いえ、違います。アルコール中毒の方のメンタルケアサポートや、お酒にも神酒という良い在り方があるということなどもお伝えさせていただいています」とお答えし、
「株式会社〇〇、本名〇〇です」と名乗りました。(さすがにエレナではなく本名で)
こんな場面で、すんなりと言葉が出てくる自分に驚きつつ、隣に座っていたフェローの皆さんも、きっと同じように緊張されていたと思います。
<後から思い出したのですが、以前、アルコール依存症の会の方のサポートに関わらせていただいたことがありました。この流れを振り返ると、いろは瞑想の第二・第三フェーズにおいて、そのような領域への展開を示唆する出来事でもあったように感じています>
その後、スーツを着た男性の方々がいらっしゃり、やはり酒蔵関係者の方々のようでした。
そして祭事が始まる直前、宮司さんから私は名前を呼ばれ、最前列へ。
首に奉仕の襷をかけていただき、榊を捧げるお役目まで頂戴することに。
周りは皆さま正装の中、私はいつもの赤いパタゴニアに白いコート。そっとコートのファスナーを閉めて、できるだけ真っ白に見えるようにしていました(これでお許しください…と思いながら)。
代表者が呼ばれる際には、後ろの関係者の方々も立ち上がるよう指示があり、人数だけは一番多い状態に。
襷までかけていただいている状況に、さすがに少し不思議な感覚がありました。
最後には代表者たちに、お礼として三輪そうめんまでいただきました。
春日大社に続き、大神神社での祭事に遭遇するというこの流れ。
活日神社は、大神神社の摂社であり、酒造りの神様・高橋活日命を祀る社です。
日本最古の歴史書とされる日本書紀にも記されているように、この神は神酒を醸した存在として伝えられ、酒造りの起源に関わる神格として位置づけられています。
そのため古くから、全国の酒蔵や杜氏といった酒造に関わる人々の信仰を集めてきた場所。
この祭事は単なる地域の行事ではなく、「神に捧げる酒=神酒」を扱う極めて象徴性の高い儀礼です。本来は酒造関係者が中心となって参列する場において、
偶然その場に居合わせ、名を呼ばれ、榊を捧げる役目をいただいたということは、その場の流れの中に迎え入れられた出来事と。
こちらの意志とは関係ないところで、説明しきれない流れというものは、やはりあるのだなと感じた2日間でした。