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コラム

瞑想旅にて。まさかの聖地での失神・・からの考察と瞑想脳と身体

2026.06.02

2026年5月31日~奈良(京都)瞑想旅Week。初日、鞍馬寺の五月祭に参加した際のことです。 五月祭では全員が起立したまま祭事が進みます。(約90分~120分)

50分ほど経った頃からでしょうか。少しずつ身体に違和感が出始めました。ほぼ全員のかたが「心のともし灯」と呼ばれる、赤い蓮の花を模したロウソクを持つのですが、「これは危ないな」と思い、途中からマネージャーに持ってもらいました。この感覚は、実は初めてではありません。
私は、その場にさりげなく座り、少し回復したら立ち上がる。しかし数分後には再びふらつくことがわかるので、その前に、またしゃがむ。そして立つ。すると無意識にふらついていたようで、隣にいた女性が支えてくださり、座りつつ。その後、ご聖水をいただくために移動する流れの際。人の流れから周囲の方々が「具合の悪いかたがいらっしゃるので、通してくださーい」とサポートしてくださり、ようやくその輪から少し離れた陰で、レジャーシートに横になることができました。その時、私はマネージャーにこう伝えました。「もし救急車を呼ばれそうになったら、もう意識あるので、大丈夫だから呼ばないでと伝えてください」

なぜなら、私は人生で7回ほど失神した経験があるからです。
・20代、グァムからの帰りの飛行機の中で、立ち上がろうとした瞬間に失神。「機内にお医者様はいらっしゃいませんか?」とアナウンスされ、タンカーで成田空港の医務室へ。
・30代、カッピング後の帰宅途中。ホームでの乗り継ぎの際、後ろの男性が支えてくれて、危機一髪で線路に落ちることなく、ホームにて失神。
・トイレ後に立ち上がったあとの洗面所で失神(ハワイ、セブ島、美容院、ジム)。
・最近では、2025年6月17日、奈良のホテルにてベッドから立ち上がり、歩き出した瞬間に失神。初めてその現場を目撃したパートナーは大パニック。こじゃれたホテルすぎて部屋に電話がなく、救急車を呼ぼうとしたものの、時間の経過とともに目を覚ました私。ちなみに翌日はいろは瞑想(エレメント)お披露目会でしたが、何事もなかったかのように開催しました。
<失神まで至らなくとも、加圧トレーニング中に瞬間的に意識が遠のいたり、サウナでのふらつきなども経験していますが、飲酒は一切していない状況です

状況から起立性貧血かと思っていましたが、いくつかのAIにほぼすべての症状を入力し分析してもらったところ、ある仮説が浮上してきました。

それが「迷走神経」との関係性です。 迷走神経とは、脳幹から心臓、肺、消化器など全身へ伸びる神経で、自律神経の働きに深く関与しています。呼吸、心拍、血圧、安心感、深いリラックス、そして瞑想状態にも関係していると言われています。
AIとの対話の中で整理してみると、私にはそれに関連した特徴がありました。 低血圧(90/50前後)。 心拍が上がりにくい。 汗をかきにくい。 運動している割には代謝が悪く、痩せにくい(苦笑)
深いリラックス状態へ入りやすい。 人混みで極端に疲れる。 そして、深い瞑想状態へ入りやすい。
私は医師ではありませんし、医学的診断を受けたわけでもありません。しかし人生を振り返ると、それらが一本の線でつながって見えてくるのです。(すっかり忘れていましたが、小学生の運動会のときにも、なぜか気を失いそうになったらしく、先生がそれに気づき、頭をぶつけずに事なきをえたことがありました)

今回の鞍馬寺での出来事も、長時間の立位、神事という静寂な環境、祭事前からの瞑想状態、そして深い没入が重なっていたように思います。 歩いている時は、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たし、血液を心臓へ戻しています。しかし長時間動かずに立ち続けると、血液は下半身へ溜まりやすくなります。その結果、血圧が下がり、脳血流が低下し、めまいやふらつきが起きる。
さらに私の場合、神経系そのものが深い静寂へ入りやすい。 身体は立っているのに、神経系はさらに副交感神経優位へ入っていく。

ここで、一つの視点を加えたいと思います。
深い瞑想に入るとき、脳はシータ波(4-7Hz)へと移行します。それは副交感神経を静かに活性化し、心拍を穏やかに、血管をゆるやかに、血圧をそっと下げていく。通常ならそれは深い安らぎ。けれど「動かずに立ち続ける」という条件が重なると、その静けさが行き過ぎて、脳への血流が追いつかなくなる瞬間が生まれる。瞑想研究では、深い瞑想状態ではシータ波優位になることが知られており、さらに深い静寂状態ではデルタ波に近い状態が観察されることもあります。
身体は起きているのに、脳波は眠りに落ちる寸前の状態へ達する。 迷走神経反射による失神は、その乖離の延長線上にあるのかもしれません。

瞑想が原因ではなく、深く静まりやすい神経系と、身体的条件の連鎖として。AIとの対話では、「深い没入状態へ入りやすい神経系」と「低血圧・迷走神経反応」の両方が重なっている可能性がある、という分析が示されました。
その真偽を証明することは今はできません。
しかし私は、この視点によって初めて腑に落ちたことがあります。
それは、私は以前から、脳内がスッキリとしている瞑想状態が自然だったからです。 私にとって瞑想は、「集中する技術」ではありません。思考を止めようと努力することでもありません。
深く何回か呼吸するだけで森羅万象との一体感を感じることすら、自然な流れだったのでしょう。
だからなのか。経営者や投資家の方々、瞑想会の参加者のみなさんが、私との瞑想では数分で深い状態へ入られていきます。 普段は何十もの案件を抱え、常に意思決定を求められている頭が忙しい方々が、驚くほど早く静かな状態へ入っていかれます。
それは人の神経系は、安心や静寂と共鳴すると言われています。 もし私自身が、深く静まりやすい神経系を持っているのだとしたら、その状態が場全体へ影響している可能性もあるのでしょう。
これはスピリチュアルな話をしたいわけではなく、むしろ私は、身体と神経の働きとして捉えています。

AI時代になり、情報や知識は誰でも手に入るようになりました。 だからこそ、これから重要になるのは情報量ではなく、体験価値
マーケティング会社のT社長が、こう表現してくださいました。
「Elenaさんと一緒だと、瞑想の達人が何年もかけてようやく辿り着けるような場所に、あっという間に行けてしまう。普通の人が一生たどり着けないようなところへ、連れていってもらえるのですから」
私が瞑想でお伝えしたいのは、心の静けさやリラクゼーションではありません。その先の感性。直観。叡智。そして、本来の自分へ還っていくことです。(C状態)C状態とは?詳細はクリックすると全文ひらきます

ただ一方で、肉体を持ちながら深い瞑想状態で日常を生きることには、それなりの工夫も必要です。実際、私は過去に前方へそのまま倒れたこともあります。頭の打ちどころが悪ければ、本当に危険だったかもしれません。今後は、さらにゆっくり立ち上がること。身体のサインを見逃さないこと。そして、この身体と上手につきあっていくことも大切にしていこうと思っています。
そして、これらが実際に私の神経系でどう起きているのか——近く、きちんと医学的な検査を受けて確かめてみようと思っています。

もっとも、運動している割には代謝が悪く、なかなか痩せないという事実だけは、いまだに理不尽だと思っていますが(笑)リアルな私をご存じのかたは、貧血や失神とは、かなり遠くにいる明らかに健康体なので、これらのことは想像がつきにくいと思いますが。

これからも、健全な身体と神経を保ちながら、CCMのミッションに向かって歩んでいきたいと思っています。


※本記事は、神経生理学、迷走神経、ポリヴェーガル理論、AIとの対話などを参考に、自身の体験をもとに考察した内容です。医学的診断や治療を目的としたものではありません。